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感染拡大にともなう本学の取り組み

学生の皆さん へ

 現在、オミクロン株を中心とした新型コロナウイルスが猛威を振るい、感染第6波を迎えています。本学においては昨年の緊急事態宣言下においても対面授業、定期試験を予定通り実施し、課外活動についても感染防止対策の徹底を条件に実施を認めてきました。

 これは、教職員および学生のワクチン接種が急速に進んでいたことに加え、当時のコロナウイルス株の感染力を政府および専門家の知見に基づき判断した結果です。

 しかし、今回の第6波においては、オミクロン株の強い感染力によって本学にも感染者・濃厚接触者の急増という感染の波が押し寄せています。この状況において、本学では、学生・教職員の感染実態や感染経緯を調査・把握し、各委員会と共同で教育のあり方を検討してきました。

 その結果、現在の感染拡大状況に鑑み、従来の感染対策に加え、本学における活動方針を以下のとおりとします。


・ 大学において最も大切な教育は予定通り実施を継続します。

 ・ 対面での実施を予定している授業と定期試験は、感染対策を講じた上で実施します。

 ・ マスクを正しく着用して一切外さない限り、公共交通機関を用いて通学し、教室で授業や定期試験を実施した場合でも、その感染リスクは低いと判断します。

 ・ 常に教室の換気を調査し、換気不十分と判断された教室については対策を講じています。

 ・ とくに、飲食等に伴うマスクを外した状態での会話は、極めて感染リスクが高い行為であることを正しく認識し、感染予防に努めてください。

 ・ 課外活動については、感染対策を徹底したとされる課外活動においても感染者が増加している状況を踏まえ、少なくとも試験期間が終了するまでは停止といたします。

の後については、本学の感染状況と政府をはじめ専門的な知見をもとに判断します。


 本学内での感染者数の増加は、教職員と学生とその周囲の健康を脅かし、感染拡大を防止するという社会的責任に背きます。

 学生諸君には、しっかりと学業に励み、健康を保ちながらこの第6波を乗り越える努力を望みます。

 

                                         令和4年1月31日

                                         大阪行岡医療大学

                                           学長 池田昌弘