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≪鍼灸科≫　押して、もんで、セルフdeツボ療法（４０）

2022.08.31

鍼灸科

お盆が明けても、まだまだ暑さは続きそうですね。

皆さん体調はいかがですか?

夏は暑さにより、汗をかいてミネラルが不足しがちです。
また水分が汗として排出されるので冷たい飲み物をたくさん飲んで胃腸を冷やしたり、
その影響で消化機能が落ちてしまいます。また、体力が消耗して疲れやすくなり、
食欲が落ちたり、冷房で体を冷やし過ぎたりと様々な不調が出できますね。

夏を元気に乗り切るには冷たい食べ物、蕎麦や素麺、冷麺では栄養不足になってしまいます。
積極的に野菜や果物、また肉類を摂る必要があります。
また冷房が強い場所では肌を露出しないように心がけることが大事ですね。

今回は夏バテ予防に使えるツボを紹介します。

①湧　泉
　元気が湧いてくるというツボです。

体がだるくて元気が出ない、疲労感があり、また腰がだるいなどの症状に効果が期待できます。
場所は足の裏にあるツボです。足の指をグーにしたときに凹む場所です。
ここを親指で5秒ほど押したり、ゴルフボールがあればそれを踏んで痛気持ちいいくらい
刺激すればOKです。

②関　元
　原気（元気）が集まる場所として知られています。

体力の回復、疲労の回復に期待できます。

場所はお腹にあるツボです。おへそ指４本分下にあります。
ここは乾燥小豆１００gほどを綿の布袋に入れ１分ほどレンジで温めてものを関元に当てます。
１０分から１５分ほど行うといいでしょう。

③三陰交
　冷房による冷えに効果が期待できます。

下痢や女性が抱える万病に使えるツボです。
場所は内くるぶしの頂点から指４本分上がったところ。骨と筋肉の境目にあります。
こちらも親指で５秒ほど押したり、関元と同じで小豆入り袋を温めたものを
押し当ててもOKです。

夏も残り少なくなりましたが、夏の疲れは夏のうちに取っ払って、
涼しくなる時期に備えて体調を整えておくことが大事ですね。

では、皆さん元気にお過ごしくださいませ～(^o^)丿

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