≪鍼灸科≫ 押して、もんで、セルフdeツボ療法(29)
眼の疲れにお悩みの方へおススメのツボ
【晴明】 【太陽】
オンラインでの授業や会議、在宅ワークが続いていますね。
長時間のデスクワークやスマートフォンを見続けることで、眼の疲れを感じていませんか?
夕方になると眼が見えにくくなったり、ショボショボしたり・・・気になりませんか?
目の疲れが長く続くと、肩こりや頭痛の原因となったりします。
今回は疲れ目に効くツボをご紹介します。
【晴明】
顔面部、内眼角の内上方と眼窩内側壁の間の陥凹部で、ちょうど目頭と言われるところにあります。
目が疲れた時に無意識に目頭を押さえることがありますが、ちょうどその部分が【睛明】です。
ここを親指と人差し指で、心地よい力加減で5~7秒ほどつまんでください。(5回ほど繰り返す)
【太陽】
顔面部、眉毛の外端と目じりとの中央から親指1本分後ろのくぼんだ所、いわゆる「こめかみ」のあたりです。
【太陽】は中指や人差し指や薬指の指のお腹で押したり、小さく円を描くようにぐりぐりと押してください。(これも5回ほど)
あ~目が疲れた~ って感じたときに、一度お試しください。
※注意※
ツボ押しのセルフケアをして、一晩寝ても目の疲れが回復しない、眼の奥の痛みや頭痛、肩こりや吐き気などの全身の症状が出てくる場合、それは『眼精疲労』かもしれません。原因はストレスをはじめ、器質的なものなど様々ありますので、一度、専門機関にご相談してはいかがでしょうか。