≪鍼灸科≫ 押して、もんで、セルフdeツボ療法(14)
# 足三里
七夕というと
た~な~ば~た~さ~らさら~~♪
と懐かしい童謡を思い出します。
一般に願い事を書く短冊は
「たなばたさま」の歌詞に出てくる通り
5色あり、(知ってました?)
「緑(青)」「赤」「黄」「白」「黒」があります。
(黒は縁起が悪いので紫に変えて用いるそうです。)
この5色というのは東洋医学で考え方のベースとなる、
「五行説」というものからあてはめてつくられています。
自然現象や・季節・占い・医術に渡り様々な考え方のベースになっており、
人々の生活に根付いた大切な考え方です。
さて、七夕となると
これから段々と暑さが続いて参る季節になります。
冷たい食べ物、飲み物ばかり摂っていると段々と夏バテに…
胃腸を元気に保つ、代名詞とも言えるツボ
「足三里」を紹介します。
膝のお皿の骨(膝蓋骨)に対して、
手を開いて親指と人差指でL字を作り、
上から膝の皿を掴むような形で手を当てたときに
中指が当たるところになります。
「おくのほそ道」で有名な松尾芭蕉も
この足三里に灸を据えて旅に出たとか。
ゆっくりとこの場所を指で押して
元気な胃腸で夏を乗り切っていきましょう!
七夕の願い事、
皆さんは今年は、何を書きますか?