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女性教員からのメッセージ

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ますます女性の活躍が期待される理学療法士!資格取得のその先は?

 

欧米では、理学療法士は女性中心の職業だということをご存じでしょうか。

ウィメンズ・ヘルスの重要性が高まりつつある日本においても、今後さらなる女性の活躍が期待されています。

現在、日本理学療法士協会の会員数は9万人を超え、そのうちの42%が女性です。

国家資格を手にした若い世代の女性の理学療法士が増えつつあるのです。

 

理学療法士・男女の違いは?

 

もちろん、男女共に高い専門性を身につけ、リハビリテーションのプロフェッショナルとして、

しっかりと患者さんをサポートしていくことに変わりはありません
さまざまな療法を用いて、ケガや病気などで基本動作が困難になった人の一日も早い

社会復帰を促し、自立した毎日を送れるように支援していくパワーが必要なことも同じです。

 

女性ならではのサポートとは?

 

しかし、医療の現場で同性だからこそわかりあえる身体の悩みがあることも事実です。
女性の身体機能に即したリハビリテーションのニーズもおのずと違ってくるでしょう。

特に出産後のエクササイズ、乳癌・子宮癌の術後のケアなど、いわゆるウィメンズ・ヘルス(*1)

分野では女性のいっそうの活躍が望まれています。

専門的臨床実践力を身につけて、きめ細かな医療サービスを提供し、はつらつとした健康な
女性の日常生活を応援する「身体のスペシャリスト」女性理学療法士が求められているのです!

 

 

 *註1:ウィメンズ・ヘルス・・・女性の一生涯の健康。

 

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◇ 教員からのメッセージ(Message from teachers.)・・・1

 

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医療学部 教授(医学博士)

 

 仙波 恵美子 Emiko Senba

 

 

私は理学療法士ではありませんが、働く女性という立場でひとこと。

 

大学卒業後6年間、神経内科医として働く中で、慢性痛に苦しむ患者さんが多いことを経験し、
30才の時から基礎医学の分野で痛みのメカニズムについて研究して来ました。
現在、大阪行岡医療大学で、解剖学と疼痛論の講義を担当しています。
「疼痛論」というのは他の大学にはないユニークな科目で、これまでの経験を生かし、痛みの臨床を
解剖学的に理解することを目指しています。

 

理学療法の先生方に加えて、多くの整形外科・脳外科・内科などの医師である先生方が教授として
教育にあたっているというのが本学の建学の精神です。
まず病気や人体の構造・機能を理解し、その上で科学的に理学療法の理論を応用しようという姿勢です。
医師と看護師・理学療法士その他のコメディカルのスタッフとの「協同」なくして医療は成り立たない、
というのが、本学の母体である行岡保健衛生学園の考え方 です。
医療の中で女性が果たす役割は極めて大きいと思います。
女性の脳は周りに対する配慮や思いやりという面で優れていることは脳科学でも明らかにされています。

 

私がこれまで働き続けて来られたのは、家族の支えと上司の理解、同僚の支援があったおかげです。
女子学生にいつも言うのは、ともに前を向いて一緒に歩んで行ける伴侶を選ぶことが何よりも大事、
ということです。私たちが働き始めた頃より、今は女性が活躍することを社会が後押ししてくれるので、
やりやすいと思います。理学療法士というのは、社会の役に立てて、常にいろんなことが勉強できて、
人との関わり合いの中で成長していける、そして一生続けられる、そんな素敵な仕事です。

 

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◇ 教員からのメッセージ(Message from teachers.)・・・2

 

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 医療学部 准教授

 藤田 信子 Nobuko Fujita

 

 

女性理学療法士ならではの患者様とのかかわり方

 

 理学療法士は力や体力のいる仕事というイメージがあり男性に向いていると思われがちですが、
小柄な女性理学療法士の方々もたくさん現場で活躍されています。むしろ、女性理学療法士であ
るからこそ、女性の視点で患者様に細やかな配慮ができます。例えば、私が女性患者様のご自宅
でリハビリを指導する場合は、炊事や洗濯など女性の生活の中心となる動作に自分の経験を交え
て細かな指導を行うこともあります。
 患者様と家族の方々の思いが違う場合もありますが、女性だからこそ双方の訴えに共感し意見を
聞きながら時間をかけて解決できることもあります。また、女性は男性より柔らかな雰囲気と、感情を

上手にくみとる能力を持っていることも利点であり、患者様に安心感を持っていただけると考えています。

 

女性が長く続けられる職業
 
 理学療法士の仕事は長く続けられる職業であり、今後、女性の理学療法士に対するニーズも大き
くなると感じています。女性は結婚や出産、介護など人生の転機が訪れると仕事との両立に悩むの
ですが、現在、理学療法士の仕事は施設によれば就業スタイルを選択することも可能です。
 一度辞めて復職した多くの女性理学療法士の方々が復職の理由について、「やりがいのある仕事

から」と回答していることからも、この仕事の魅力が伝わってきます。「やめない」ということが大事で、

継続は力なり。理学療法も社会の変化や医療の進歩に伴い今後発展する分野であるため、大学

卒業後も仕事を続けながら大学院で研究を行うという選択も可能です。

 

受験生の方へ

 

 本校では理学療法士に必要とされているコミュニケーション能力や人間関係を築いていくことを目的に、

授業にグループワークを多く取り入れ学生同士の意見交換やグループ発表も行っています。また理学療

法士という仕事への意識向上を目的に早期から病院実習を経験してもらいます。

 人とかかわることに興味のある人、病気や障がいを持つ方々の役に立ちたいと考えている方々は、

是非本校で一緒に勉強して、将来に大きく羽ばたく理学療法士を目指しましょう。