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押して、もんで、セルフdeツボ療法(21)

「鬼哭穴」

「鬼滅の刃」大ヒットですねぇ。

私も単行本で読みました。最終巻が待ち遠しく、ワクワクしますね!

 

そこで、流れに乗って

今回はあまり日常的に使うものではないのですが

鬼も泣いてしまうツボを紹介しましょう。

 

「鬼哭穴」

教科書に掲載されているツボではないのですが

江戸時代の鍼灸抜粋大成(1698)に記載されています。

 

両手の親指を合わせて紐でくくり、左右の爪の角が合わさる所に

お灸をしていくことになります。

 

子供のてんかん、狐憑き(脳の障害で錯乱状態)なんかに使ったそうな。

 

このころはてんかんや錯乱した人は鬼に取り憑かれていると考えられていたんですね。

お灸を続けて行うと、熱くて鬼が泣きながら体から出ていくとか…

もしかしたらシツケの話で「お灸を据える」という言葉は

このあたりから出てきたのかもしれませんね。